クリスマスのシーズンがやってくると、たくさんの観光客がシュタイヤに押しかけます。ここにはクリスマス専用の郵便局があって、毎年異なる特別切手に特別スタンプがもらえるからです。そのクリスマスポストへの送迎用に、シュタイヤの中心から郵便局の送迎バスが登場します。1950年製の24人乗り、3トン弱のシュタイヤ製バス。エンジンは5320ccのシュタイヤ製ディーゼルエンジン。今は自動車の生産ラインを持ちませんが(もちろんグラーツには生産工場がありますけど)、この会社は当時こうして栄えていました。1864年に創業して以来の古い会社で、それが今日わたしが勤めている会社の前身のSteyr Daimler Puch AGです。第2次世界大戦では戦火にもまみれました。オーストリアがナチスドイツの占領下になって、戦車や軍用車を提供する基地になっていたからです。

Against my expectation, it was comfortable during the drive and engines worked as if it were just a little old. It was but still sensible with this suspension design that the chassis bumped slightly up when it was almost empty. From the interior we found it aged. However, almost every people on the street found the car and waved hands to it and it made passengers very pleased. The driver intentionally demonstrated diesel knock which we have to miss now and delighted passengers.
乗り心地は意外にもよく、エンジンの調子も年代を感じさせないものです。もちろんサスペンションの設計上、少ないお客さんが乗った状態では跳ねるような感じがあります。車内には時代を感じさせる趣があります。それよりも、道行く人たちがこのバスに手を振ってくれるのか何より楽しいです。運転手もわざわざ今ではあまり味わうことのできなくなったディーゼルエンジン特有のノッキングを披露して、乗客を喜ばせてくれます。
No comments:
Post a Comment